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Hug育(はぐはぐ) 育児は育自

Hug育(はぐはぐ) 育児は育自

●愛の貧乏一直線システム

体感的な寒さを覚える頃、恒例「赤い羽根共同募金」が始まる。
子供が学校から持って帰り、翌日募金を持って行く。で、10円。町内会でも羽がまわって来る。町内会費と一緒にはい、10円。市駅など中心地でも募金活動をしている現場に出くわす。はい10円。羽をちゃんとつけてないと、どこでもかしこでもひっかかってしまう。とて、善意の募金だし、キャッチセールスでもないし、執拗でもないし、しなけりゃいいのだか、「おねがいしま~す」「よろしくご協力くださ~い」のボランティアさんたちの哀愁に負けてついつい10円・・・。
どんなにウロチョロしたところで、10円づつ募金してもたかが知れている。ま、ええ。

いよいよ歳末ともなると、NHKたすけあい運動だのあしなが奨学基金だの、実に実に街頭募金が頭角してくる。それに加え、阪神大震災の復興募金、神戸ルミナリエ募金、大島被災者救援募金、チェルノブイリへの支援募金、バングラディッシュの子どもたちへの教育援助募金、緑の募金、薬害エイズ支援募金、インド地震被災者募金、海外被災者救援募金、○○ちゃんの生体移植を支える会、ユニセフ募金、ニューヨーク復興募金、今年最大なのはアフガニスタン系の募金。

まだまだ続く・・・。地域の留学生を支援する募金、おぎゃ~献金、エンブリオ募金、ポリオ募金、アフリカの子どもに学校を建ててあげよう募金、恵まれない子どもたちにミルクを・・・・・。

世の中には本当に困っている人たちがたくさんいる。私の持ってるこの100円で1人の命が救える。死なずにすむ。何て安いことなんだ。死んでしまっては話にならない。ふんばって1000円募金する。どーぞ10人助かって、飢えと寒さが少しでも少しでも・・・・。

もちろん、宇和島水産高校の被害者家族への義援金も、フィリピンの貧しい子どもたちを放ってはおけない。絶滅しそうな動物の保護も止めるわけにはいかない。遠くの見知らぬ方もだが、身近な目に見える方はなおさら放っておけない。

何だかんだと支援・献金・募金をしてると小額なりにも、月計算3~4万とんでいる。(フォスターチルドレンという特定の1人の子どもを支援するのに月5000円払っているのを含む) 
知人は「それで家族で美味しいものが食べに行けれるのに・・・」と言う。でも、あまり必要性を感じていない豪華外食をしないってことで、救われる命があるなら、それは絶対救わなくっちゃいけない。1000円で10人家族が1ヶ月飢えをしのぎ、寒さをしのげるのなら、
安易に外食してポンと使わず、帰ってインスタントラーメンすすっていた方がいい。

タイソウな事を言うけど、マザーテレサのようにはいかない。 
やっぱ欲しい時にはケーキを買って食べるし、無駄遣いもナンボでもしてる。新聞代が払えなくて子どもの貯金箱から失敬することもあれば、電気代が口座から落ちなくて(残不足)あわてて払い込みに走ったりもする。が、死にはしない。
持ってなくても死にはしないのに、ん十万のバックを持ってたり、500円のトレーナー買わずに、5000円のトレナーを求めている。矛盾は多かりし。子どものクリスマスプレゼントの予算を半分にして、その半分を募金に充てる・・・って芸当もようしない。それはソレ、これはコレ。

出産した友達もいる。生活に何の不自由もないが、お祝いはちゃんと渡しておかなくっちゃ。気持ちやもん。友達が事故で入院した。やっぱりお見舞いに行かなくては・・・。年末の忙しい時に何かと不自由だろうと、そこの子どもを預かってみたり・・・。
「私は世界的貢献、募金、他の見舞いで手がいっぱいやから、あんたの見舞い、支援はできん」とは言えない。一番大切なのはやっぱり身近なとこからだ。

我が家は裕福でも中流でもない。県民税も市民税も所得税均等割り支払いしている、低所得者階級だ。夫の給料が主たる家計の財源で、アンペイドワークが主な私はひたすら散財担当官。貧困な上に献血をして貧血にまでなってる有様。募金貧乏な私に愛の手を差し伸べてくれ~~~~~。


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